ダイエットしてるのに、なかなか痩せれない…。むしろ、太っているのはどうして!?
もしかしたら、その理由の一つは
「痩せやすい時期と太りやすい時期に合わせたダイエットをしていない」からかも。
痩せやすい時期と太りやすい時期がある?!
実は、女性のカラダには、痩せやすい時期と太りやすい時期があるのです。1ヶ月のサイクルによってホルモンバランスの変化による影響などで、ダイエットの成果にも影響しやすいと言われています。
ダイエットを成功させたいなら、まず自分の体の1カ月のサイクル(生理周期)を知ることから始めましょう。サイクルがわかれば、あとは痩せやすい時期をみはからってキレイに痩せるだけ♪
女の子のカラダには、1ヶ月サイクルではこうなっています。
28日周期の場合
- 生理期間・・・・・・・・約7日 低温期
- 生理終了後~排卵日・・・約7日 低温期 排卵日14日
- 排卵~排卵終了・・・・・約5日 低温期から高温期へ
- 排卵後~生理前・・・・・約9日 高温期
30日周期の場合
- 生理期間・・・・・・・・約7日 低温期
- 生理終了後~排卵日・・・約9日 低温期 排卵日16日
- 排卵~排卵終了・・・・・約5日 低温期から高温期へ
- 排卵後~生理前・・・・・約9日 高温期
排卵後~生理前は痩せにくく太りやすい!!
生理周期が28日の人の場合、目安として14日目辺りが排卵日となります。
1ヶ月サイクルの中でも、最も痩せにくく太りやすい時期は、排卵後から生理前の期間なのです。生理の10 日前ぐらいから生理中は体に栄養を蓄えようとするため、この期間にはいくらダイエットをしてもなかなか痩せないので、この時期はココロと体のケアに力を入れましょう。
特に生理前はイライラする、気分が沈んでしまう、からだの具合が悪くなる、食欲が旺盛になるなど、心身共にストレスが溜め込みやすい時期なので、現状をキープしてリラックスしてゆったりした時間を過ごすことが大切です。
生理終了後~排卵日は一番痩せやすい!
通常は高温期が代謝がよくなるので痩せやすい時期になります。が、女性が痩せやすいのは生理後10日間のエストロゲン期です!
- 生理前およそ10日間は皮下脂肪が付きやすいプロゲステロン期←太る時期
- 生理後およそ10日間が内臓脂肪が減りやすいエストロゲン期←痩せる時期
プロゲステロンが蓄えるのは脂肪の中でも下半身につきやすい皮下脂肪
エストロゲンが小さくしてくれるのはお腹周りの肉
生理が終わってから約1週間前後は女性ホルモンの分泌も盛んになるために、体がエネルギーを消費しやすくなっています。1ヶ月サイクルの中でも特に痩せやすい時期ですので、ダイエットをするならこのタイミングが効果的です。(生理初めを1日目として6日目から14日目)
生理後2週間は、ダイエットの成果が出やすいので、モチベーションの保てますし、変な我慢をしなくても痩せられるので、イライラ知らずのダイエット美人になれますよ。
基礎体温で痩せやすい時期を測定
アナタは基礎体温の測り方を知っていますか?基礎体温表をつけるだけで、自分の正確な「痩せ期」や生理予定日がわかるようになり効率的なダイエット計画を立てることができます。
基礎体温の測り方
まずは、薬局やドラックストアなどで普通の体温計ではなく「基礎体温計」(婦人体温計)を購入しましょう。お値段は1,000円~3,000円ほどで売っています。
基礎体温計の特徴は「4ケタ表示」です。普通の体温計は「36.5℃」というように小数点以下1桁までしか表示されませんが、基礎体温計では「36.67℃」というように、より精密な数値を知ることができます。また、普通の体温計は脇に挟んで測りますが、基礎体温計は30秒程度口に咥えることで測定できます。
いざ測定!
用意するものは(1)基礎体温計と(2)基礎体温表。体温計は寝る前に枕の隣などに置いておくこと。基礎体温表は、このサイトでも無料ダウンロードできます。印刷してお使いください。
- 朝目覚めたら、起き上がらずにすぐ体温計を口にくわえ“舌の裏”にあてて測定。
- 忘れないうちに基礎体温表に体温を点で記録する。
- 前日の点と線で結ぶ。
注意点
- 測定中は寝たままをキープ!起き上がったり動きまわると体温が上がり、正確な数値を測定できません。
- 毎朝同じ時間に測定!起床時間で体温は変化します。ピッタリ同じ時刻に測る必要はありませんが、普段より数時間遅く(早く)起きた日などは、メモしておきましょう。
- 口に咥えて測ることで体内(内臓)の温度に近い数値を測ることができます。内臓の温度は脇の下の温度より高いので、ご自分の平熱より少し高い数値が出ても心配しすぎないように
これは、約1カ月分の基礎体温表を表したものです。健康な女性であれば、このようなグラフができあがります。体温が低めの時期を「低温期」と呼び、排卵が起こることで、体温が高い「高温期」に切り替わります。
黄色く塗りつぶしている生理終了後から排卵日までの期間が一番痩せやすい期間なので、本格的なダイエットをするならこのタイミングでおこないましょう。
身体が軽く感じる時期なので、有酸素運動や強度の高いエクササイズを取り入れるなど、たくさん運動して汗をかきましょう。努力すればするだけ、結果が数字でついてくる時期です。また、骨盤も閉じている時期なので、骨盤矯正下着などを着用するのも効果的です。
こんな基礎体温表になったら要注意!
「基礎体温表をつけてみたけど2相に分かれていない」という人は、生活習慣の改善や医療機関への相談が必要な可能性があるので注意が必要です。ストレスや疲労で自律神経が乱れていたり、無排卵や排卵障害などに陥っている可能性も…。
- 1日ごとの体温の変動が激しく、ガタガタ
- ガタガタではないが、体温が上がらず高温期が無い
このような基礎体温表になった方は早めの医療機関への相談をおすすめします。
また、基礎体温表の下限からはみ出してしまう低体温が続くなんてケースもあります。赤ちゃんはまだまだ先だし低体温でも元気だから大丈夫!という若い子でも甘く見ないコト。体温が1℃下がると基礎代謝は10%以上も下がってしまいます。基礎代謝が下がることは「痩せ体質」から遠ざかってしまうだけでなく、免疫機能が衰えるなど健康面にも影響が出てきてしまうので、注意が必要です。
とはいえ、基礎体温は、その日やその月の出来事や体調に大きく影響されます。あまり心配しすぎるのも心に悪いので、神経質になりすぎないようにしましょう。