その浮腫み放っておいて大丈夫?本当は危険な浮腫みの見分け方

その浮腫み放っておいて大丈夫?本当は危険な浮腫みの見分け方 むくみ解消

夕方になると靴が窮屈になる、朝は難なく履けていたはずのブーツが夜になると入らない、飲酒や暴飲暴食の翌日は身体がパンパンでツラい!女性ならそういった経験を一度はしたことがある方も多いと思います。それらは浮腫み(むくみ)または医学的に浮腫(ふしゅ)と呼ばれる症状ですが、こういった症状を深刻に捉えている人はあまり多くありません。

確かに体内に溜まった余分な水分や老廃物が原因の場合には、血行をよくするストレッチやマッサージ、ツボを刺激するなどを日常的に実践すれば解消できてしまう場合もあります。しかし身体が浮腫んでしまう原因の中には、たかが浮腫んでいるだけだろうと安易に考えて放っておくと危険なものもあるのです。そこで心配な「実は危険なむくみ」とそうでないものの見分け方とその種類を見ていきたいと思います。

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実は危険なむくみの種類

腎臓の機能低下によっておこる腎性浮腫

危険な浮腫で最も多いのが、腎臓の機能低下によって余分な水分や塩分が体内に溜まりタンパク尿が出てしまうなど、体内の水分バランスが異常な状態になってしまっている腎性浮腫です。この腎性浮腫は急性糸球体腎炎や糖尿病性腎症などの病気が隠れている可能性もあり、自覚症状が少ないので浮腫の症状が出てきた時には病状がかなり進行している場合もあります。顔や手足になかなか引かない浮腫がある場合には、早急に医師の診察を受けるようにしましょう。

心臓の機能低下によっておこる心性浮腫

次に多いのが慢性心不全などの重大な病気の原因となる心性浮腫です。これは心臓の機能が低下すると起こる症状で体内に余分な水分や塩分が溜まって起こる浮腫です。心臓は身体中に血液を巡らせる機能をもっているため浮腫は全身に及ぶのが特徴。いつも夕方から夜間にかけて、急激に全身が浮腫むといった症状に心当たりがある人は注意が必要です。

甲状腺の機能低下によっておこる内分泌性浮腫

そして甲状腺の機能低下で引き起こされる内分泌性浮腫というものもあります。甲状腺機能低下症を引き起こすこの症状は、浮腫んでいる場所を指圧してもすぐに元に戻ってしまうので見落としやすく、発見しにくいという難点があります。浮腫んでいるのにすぐに戻るといった具合の浮腫が長期間続いている場合はこの病気を疑ってみて下さい。

栄養バランスの乱れによっておこる栄養障害性浮腫

仕事が不規則で食事の栄養バランスが乱れていたり、極端に栄養が少ないまたは偏っている場合にも栄養障害性の浮腫というのが現れます。ビタミンB1欠乏症の症状の一つとして見られることもあり、食生活が乱れがちでよく浮腫んでしまうという方は特に気を付ける必要があります。

肝臓の機能低下によっておこる肝性浮腫

また肝臓の機能低下によって引き起こされる浮腫も存在します。肝臓の機能が低下すると血液中の水分濃度が下がり、高血圧が起こることがあります。血圧が上がると体内の水分や塩分などが排出されにくくなり肝性浮腫が起こりやすくなります。症状が悪化すると肝硬変を引き起こしてしまうため危険と言えます。

リンパの滞りによっておこるリンパ性浮腫

最後にリンパ節の腫れなどによってリンパの流れが滞り起こるリンパ性浮腫と呼ばれるものもあります。片方の足だけがパンパンに浮腫んだりするといった場合は下肢静脈瘤などを起こす危険性が高まります。


もしこれら一つでも当てはまるという症状がある方は、一度病院での診察を受けた方がいいかもしれません。ついついただ浮腫んでいるだけと軽視してしまいがちですが、このように重大な疾患が隠れている場合もあります。

たかが浮腫みと考えて放置したりせず、気になった時はまずマッサージやツボ押しなどの簡単な解消法を試してみましょう。それでも解消しない場合やどんどん悪化してしまう場合、また動悸や腹痛・吐き気など他の症状を伴う場合などは病気の可能性を視野に入れることも重要です。いま毎日足がむくんだりといった悩みに苦しんでいる方、早速自分の状態をチェックしてみて下さいね。

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